2007年3月19日月曜日

シンポジウム こまったもんだ格差社会

こんな企画がミッドランドスクウェアの会議室でで3月18日行われました。

市民シンポジウム「困ったもんだ 格差社会」(企画特集)

 バブル崩壊後の不況から立ち直った日本社会に、いま「格差の問題」が立ちはだかっています。市場原理による構造改革を断行した結果、いたるところに広がりつつあります。IT産業の申し子である「ヒルズ族」が注目される一方で、学校にも行っておらず就職もしていない「ニート」が急増、フリーター、パートなど非典型社員と正社員との格差の拡大が進んでいます。
 このような現状を踏まえ、『急がれる雇用の改善と格差解消~「困ったもんだ 格差社会」』をテーマにシンポジウムを開催いたします。格差の実態はどうなのか、格差の現実をどう考えるのか、そして格差とどう向き合って、対応していくのか。さらに若者や女性、高齢者の就業の問題、高齢社会のあり方などについても視野を広げ、格差をキーワードに日本社会のこれからを考えます。
■主催 連合、連合東海ブロック連絡会■共催 毎日新聞社

プログラム
13:30~ 
【主催者挨拶】
13:40~ 
【基調講演】 高木 剛 氏(日本労働組合総連合会 会長)
14:40~ 
【パネルディスカッション】高木  剛氏(日本労働組合総連合会 会長)生田 正之氏(厚生労働省職業安定局総務課長)清家  篤氏(慶応義塾大学商学部教授)中野 麻美氏(弁護士、NPO派遣労働ネットワーク理事長)きくち 教児氏(タレント)*コーディネーター稲葉 康生(毎日新聞中部本社 代表室長)
16:20 
終了(予定)

パネラーなど
高木 剛氏 (日本労働組合総連合会 会長)1967年東京大学法学部卒業、同年旭化成工業入社、80年ゼンセン同盟労働政策局労働政策部長、82年在タイ日本国大使館一等書記官、96年ゼンセン同盟会長、02年UIゼンセン同盟会長、05年より現職。
生田 正之氏 (厚生労働省職業安定局総務課長)1981年労働省入省、96年大臣官房総務課長補佐、98年職業安定局民間需給調整事業室長、01年職業安定局民間需給調整課長、02年雇用保険課長、05年現職に就任。
清家  篤氏 (慶応義塾大学商学部教授)専攻は労働経済学。1978年慶応義塾大学経済学部卒業後、同大学大学院商学研究科博士課程修了。 同大学商学部助教授を経て、92年より現職。著書に、『高齢化社会の労働市場』、『生涯現役社会の条件』、『定年破壊』、『労働経済』、『勝者の代償』(訳)、『人事と組織の経済学』(共訳)などがある。
中野 麻美氏 (弁護士、NPO派遣労働ネットワーク理事長)1975年北海道大学法学部卒業、79年弁護士登録(東京弁護士会)、現在は、NPO派遣労働ネットワーク理事長、日本労働弁護団常任幹事。著書に「最新労働者派遣法Q&A」(編著、旬報社)、「20歳の法律ガイド(第4版)」(有斐閣)、「労働ダンピング―雇用の多様化の果てに」(岩波新書)などがある。
きくち 教児氏 (タレント)岩手県釜石市出身。鍼灸師、調理師、潜水士文部省社会体育指導員の資格を持つ。1979年より『ズームイン!!朝!』の中京テレビ担当キャスターにはじまり、中京テレビを中心とした数々の番組に出演。現在は中京テレビ早朝番組『おめざめワイド』にレギュラー出演中。元・豊田短期大学非常勤講師(映像文化論)。
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以上です。

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