2007年10月31日水曜日

UAWの衰退

全米自動車労組の弱体化、日本メーカー進出が一因http://www.afpbb.com/article/economy/2304578/2294657【10月29日 AFP】日本の自動車メーカーが米自動車市場に進出したことで痛手を被ったのは、米自動車大手3社(ビッグスリー)だけではない。デトロイト(Detroit)に拠点を置き、かつては強力な組織力を誇った米全米自動車労組(United Auto Workers、UAW)も同様だ。 25年前の1982年にホンダ(Honda)が、さらに4年後にはトヨタ自動車(Toyota Motor)が米国での自動車生産に乗り出して以降、UAWは日本企業の工場における組合の組織化を何度も試みてきたが、成功していない。■日本型生産システムが米メーカー水準を押し上げ 1982年11月1日、ホンダがオハイオ(Ohio)州に日本車メーカーとして初の組立工場を設立したとき、米国人労働者に高品質の自動車を生産できるのかという疑問がもたれた。 しかし日本車メーカーは米自動車製造業界に革命を起こした。常に改良を重ね、共同作業で問題の根本解決を探る生産システムを導入したのだ。 工場における生産性を研究するアナリストによると、日本企業が導入した生産システムにより、米自動車メーカーにも、自動車の品質に高い水準が要求されるようになり、またより少ない人数による生産効率が求められたという。■組合よりも日本メーカーで昇進を選ぶ従業員 ビッグスリーが採用した日本型経営手法に従うことにはUAWも合意したが、若年層や非組合員が増えて賃金が下がっていく状況を受容はできなかった。 日本メーカーの現地工場の多くは、「ラストベルト」と呼ばれる米国の伝統的な重工業地帯ではなく、労組の基盤のなかったアラバマ(Alabama)州やテキサス(Texas)州に設置された。それらの工場では、賃金こそUAWが労使交渉で獲得した水準と同程度が維持されてきたが、福利厚生や各種手当などは低く抑えられた。 また日本メーカーの現地拠点の規模が急速に拡大するにともない、従業員の昇進機会が増えたことも、組合化が進まない理由となった。 ホンダで働く男性は、オートバイの塗装ラインの作業員として入社し、現在はオハイオ州メアリズビル(Marysville)にあるホンダ工場で、技術計画の責任者をしている。 男性は、労組に属したこともあるが、ホンダではもっと経営に協力的なアプローチが向いているという。経営陣は問題解決の過程に従業員を参加させ、チームの一員としての自覚を持たせることを奨励しているため、「ここで働く人々の大部分が自分の仕事は重要だと感じているだろう」と語った。(c) AFP/Mira Oberman。

2007年10月22日月曜日

連載 危機に備えはあるか(日経ビジネス2007年10月1日号)

連載 危機に備えはあるか(日経ビジネス2007年10月1日号)第2回

縮む米自動車市場トヨタが恐れる展開米国の自動車販売はこの10年で最低水準に落ち込む可能性が高い。地価の下落で、住宅担保ローンによる消費が難しくなったからだ。資金調達や販売減に苦しむ米フォード・モーターやクライスラー。トラックで攻勢をかけるトヨタ自動車への風圧が高まる可能性がある。 「トヨタ自動車はピックアップトラック市場で高水準のインセンティブ(販売奨励金)を出し続けるのか」 9月10日に米ニューヨークで開催されたトヨタの投資家向け説明会。質問が集中したのは、今年2月に全面改良したピックアップトラック「タンドラ」の販売方針についてだった。具体的なインセンティブの方針を聞き出したい投資家に対し、トヨタ側は木下光男副社長などが慎重な言い回しに終始し、質間者が苛立つ場面もあった。 タンドラは投入時こそ品質問題に苦しんだが、その後は順調だ。米トヨタ・モーター・セールスのジム・レンツ副社長は「年間20万台のペースで販売するという目標を実現できそうだ」と語る。 その販売を支えているのが高額のインセンテイブ。8月に入ってやや抑制傾向にあるとはいえ、地域によっては3000~5000ドルと、トヨタとしては異例の高水準となっている。それによって米フォード・モーターとクライスラーがシェアを奪われている。米市場1600万台割れも 米国の投資家がこの件に注目するのは、ピックアップを収益源とする米ビッグスリーの業績に直結するからだ。米国では信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題が深刻化するほど、トヨタヘの風圧が強まるという状況が生まれつつある。 サブプライム問題に端を発する金融不安は、既に米自動車市場に打撃を与えている。全米自動車販売店協会は今年初めに2007年の販売台数を約1650万台と予想していたが、現在は1610万台に引き下げた。アナリストの間からは1600万台を割り、この10年間の最低水準になるとの声が出ている。 最大の要因は住宅価格の下落だ。米自動車調査会社、CNWマーケティングリサーチが自動車の購入を延期した1万4000人に尋ねたところ、全体の18%が「住宅の資産価値減少」や「住宅ローンの支払い増加」など住宅関連の理由を挙げた。「ガソリン代の高騰」と答えたのは全体の5%しかいない。米国の消費者はガソリン代の高騰によって、燃費の良い小型車に変更することはあっても、クルマの購入自体を控えようとはしない。これに対して、住宅価格の下落は自動車の購入そのものを断念させるカがあるようだ。 そこには米国特有の事情がある。米国の住宅ローンの特徴は、住宅を担保にして借金し、ほかの投資や消費に回せることにある。住宅の評価額から住宅ローンを除いた部分を担保にするもので、基本的に使い道に制限がない。 そのため、このローンを使ってクルマを購入する人が多い。大和総研アメリカの坂牧史郎アナリストの試算によると、「2006年の米国における自動車関連の消費支出は3010億ドル(約34兆6000億円)。量のうち最大で10%が住宅を担保としたローンか、住宅の売却益で賄われていた可能性がある」。 これはすなわち、数年間乗るための自動車を20~30年のローンを組んで購入していることを意味する。このマイカー取得の”裏技”が米自動車市場をかさ上げしていた面がある。だが、住宅価格の下落で、そんな金融面での後押しは期待できなくなった。住宅の含み益で購入するのは、高級車や家族のためのセカンドカーが多く、この分野では日本勢も対岸の火事とは言っていられない。トヨタの米市場における販売台数は7月、8月と2カ月続けて前年同月比でマイナスとなった。北米トヨタのある幹部は「(全米で最も住宅価格の高騰とその後の下落が激しい)カリフォルニア、フロリダ、ネバダの3州の販売が特に振るわない」と打ち明ける。 米自動車市場のもう、1つの懸念はピックアップ市場の動向である。2007年1~8月の累計販売台数は前年対比が5%減で推移している。だが、この程度の低迷で済むかどうか、先行き不透明なところがある。 自動車業界ではピックアップの販売台数は住宅着工件数と比例すると言われてきた。下のグラフに示した通り、2000年以降、2つの指標は似通った動きをしている。例外的に2つの伸び率が乖離したのは、2001年の米同時多発テロ後に始まった「ゼロ金利キャンペーン」の時と2005年に米ゼネラル・モーターズ(GM)などが従業員割引制度を一般客に適用した時のみ。いずれも破格のインセンティブで需要を先食いした結果、その後に販売台数の大幅減を経験している。 そして2006年後半以降、3回目の乖離が起きている。今回はトヨタとGMが強力な新車を投入したタイミングと時期が重なる。この新車効果が需要を先食いしているとすれば、この先、いつ反動が来てもおかしくない。資金調達に苦しむ米国勢 サブプライム問題は、ビッグスリーを資金調達面で苦しめる可能性もある。フォードはリストラの一環で英高級車部門の「ジャガー」と「ランドローバー」の売却を進めている。当初は今秋までに実施する予定だったが、年明けまでずれ込みそうだ。同社は売却先として投資ファンドを当てにしているが、このところの資金調達コストの上昇で、多くのファンドが買収先の選定に慎重になっている。 先頃、実施された米投資会社サーベラス・キャピタル・マネジメントによる、独ダイムラークライスラーのクライスラー部門の買収も、銀行団からの融資に難が生じて、延期になりかけた。銀行団はローン債権を証券化し、投資家に売りさばく予定だったが、信用収縮によって高リスク債券が売りにくい状態になった。 サーベラスは、かなりの好条件でクライスラーを買収したと判断していたが、それは資金調達コストが安い時代の話。その前提が崩れた今、資金回収を急ぎ始めている。業界ではGMへの売却説もくすぶっている。 ビッグスリーにとっては自動車ローンの焦げつきも懸念の1つ。CNWマ一ケティングリサーチによれば、自動車ローン利用者に占めるサブプライム層の割合はここ数年増加しており、2006年には13%に達した。金額にして340億ドル(約3兆9000億円)と試算されている。また、全米自動車ファイナンス協会によると、サブプライム融資の焦げつきの割合は2005年は6.5%だったが、2006年は約12%に増えている。 各自動車メーカーがどの程度、信用度の低い人に融資しているかは明確な開示義務がないため、詳細は分からない。ただ、融資した債権を証券化してほかの投資家に売却する際には、オートローンの借り手の信用度情報が記載される。この記載内容を手がかりに各社の融資状況を分析した大和総研アメリカの坂牧アナリストは「ビッグスリー」は日本勢に比べて、信用度の低い顧客に貸しており、ローンの返済期間も長い。貸し倒れのリスクがそれだけ高い」と指摘する。 長期的なシェァの低下に苦しむビッグスリーを収益面で支えてきたのは好業績を続けできた金融子会社と、資産売却の受け皿となってぎた投資ファンドだった。世界的なカネ余りがビッグスリーを支えてきたと言える。だが、このところの信用収縮によって、その前提が狂い始めた。一足先に資産売却を進めたGMはともかく、フォードとクライスラーにとっては、現在の金融不安が足かせとなりそうだ。 それだけに、ピックアップ市場を攻めるトヨタに厳しい視線が注がれる。このところ米紙の報道では、ハイブリッド車の燃費などに関してトヨタに厳しい論調が目立つ。米ボーイングの副社長時代、トヨタ生産方式の導入で経営を立て直したごとから、”トヨタびいぎ”として知られるフォードのアラン・ムラーリーCEO(最高経営責任者)も、最近ではトヨタを表立って褒めるような発言はしなくなった。1円の円高で350億円の損 とはいえ、トヨタとしても昨年、ピックアップの新工場をテキサス州に稼働させた以上、雇用を維持しなければならない。最近の円高で輸出の採算は低下気味。トヨタは1円の円高で350億円の利益を失う。政治的配慮から、ピックアップ販売の手綱を緩められるほど楽な立場ではない。 同社にとって悩ましいのは、新工場の立弛だろう。ジョージ・ブッシュ米大統領のお膝元である南部のテキサス州はピックアップが全米で最も販売される州。トヨタとしては珍しく、物流面の効率ではなく、マーケティング上の理由を優先して立地を決めた。だが、ガソリン代の高騰もサブプライム問題も想定していなかった当時の決断が仇になった面がある。いくらトヨタがピックアップの現地生産を増やしても、失業者の増加に悩むミシガン州など中西部の雇用には貢献しないからだ。 米国は大統領選へ向け、為替や雇用問題に火がつきかねない微妙な情勢にある。イラクにおける失政もあって、現段階では民主党の優位は揺るがない。その民主党の支持母体の1つが全米自動車労組(UAW)だ。大統領選に向けたキャンペーンでも民主党のヒラリー・クリントン候補やバラク・オバマ候補は労組重視を打ち出している。 そして、その火種は、金融不安でフオードやクライスラーが苦境に立たされるほど、勢いを増すだろう。手堅い商売に専念し、収益基盤が強固なトヨタは現在のサブプライム問題など”どこ吹く風”で済んだはず。ところが金融不安とは無縁の同社が、皮肉にもこの問題で苦しむ可能性が出てきた。(ニューヨーク支局 山川 龍雄)

2007年10月19日金曜日

UAWとビッグ3

日本の自動車メーカー、“我が世の春”は終わる米ビッグスリーと全米自動車労組の協約改定後を読む2007年10月18日 木曜日 J・W・チャイ ゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーが全米自動車労働組合(UAW)と今後4年間にわたる新労使協約に調印することで合意に達した。フォード・モーターも近いうちに、同じような内容で合意に達すると予想されている。その結果、日本の自動車メーカーは、米国市場において、これまでのように安穏とはできなくなるだろう。 なぜなら、今回の協約改定によって、日本勢とビッグスリーのコスト競争力の格差が確実に詰まるからだ。ミシガン大学・自動車研究所のデビット・コール教授によれば、これまでGMはトヨタ自動車に比べ、医療費や年金などの支出で、クルマ1台当たり約4000ドルの負担増を強いられていた。しかし、今回の改定によって、それが約800ドルまで縮まるという。トヨタとGM、時給は逆転する 今回の合意内容のうち、ビッグスリーの経営に与える影響が最も大きいのは、「任意従業員福利厚生基金(VEBA)」の設立が決まったことだ。GMを例に取ると、2010年までに退職者やその家族に対する医療費の支払い義務をUAWの基金に完全に移管することになった。  GMはこの基金に総額359億ドルの資金拠出を余儀なくされるが、その代わり、長年苦しめられてきた医療費負担から解放される。厳密に言えば、今後、基金が底を突いた場合、GMは訴訟も覚悟しなければならないので、追加負担のリスクが完全に無くなったとは言えない。 しかし、日本勢に比べ、はるかに大量の退職者を抱えるGMにとって、VEBA設立にこぎ着けた意味は大きい。現在510億ドルと試算されている医療費債務のうち、359億ドルがバランスシートから消えて無くなるからだ。格付け大手のムーディーズ・インベスターズ・サービスはさっそく、GMの長期債格付け見通しを「ネガティブ」から「ポジティブ」に変更した。 また、賃金については、組み立てラインなど中核業務で働く社員と、部品の仕分けや清掃といった非中核業務で働く社員の時給を分ける「2段階賃金制度」を導入することになった。その結果、新規従業員などで構成される非中核業務の時給は25.7ドルと、現行組合員のおよそ半分になる。現在でもトヨタ自動車の米国工場はGMと遜色ない時給を出しているので、今回の合意によって、少なくとも新規従業員については、トヨタとGMは時給が逆転する。それにGMは今後、猛烈な勢いで従業員の入れ替えを進めようとしている。現在、約7万3500人とされるGMの時間給従業員のうち、65%が今後4年以内に定年退職または早期退職の対象になる見込みだ。つまり2001年の段階では、かなりの割合で時給の安い従業員が工場を占めることになる。こうなると、日本の自動車メーカーも抜本的に賃金体系を見直す必要が生じるだろう。 GMは交渉の過程で、UAW加盟の完成車17工場のうち16工場の操業継続を確約した。ただ、これも合意内容をよく見てみると、継続を確約しているのは、期間の長い工場でも2012年までであり、その後の保証はない。裏を返せば、約束の期限を過ぎれば、採算の悪い工場の閉鎖は十分にあり得る。 以上の合意内容を踏まえて、今後、GMの経営の何が変わるかと言えば、詰まるところそれは、“まともな経営”ができるようになるということだ。これまでGMは、売れないと分かっているクルマでも、工場の操業を維持するために生産を続けざるを得なかった。 なぜなら、GMとUAWの協約では、たとえ工場を閉鎖しても、一時解雇した従業員にはおよそ9割の給与を払わなければならないし、退職後も医療費を保証し続けなければならなかった。それに比べれば、たとえ売れないクルマでも作り続けて従業員を働かせておいた方が、赤字の額が少なくて済んだ。しかし、今回の協約改定によって、そんな“くびき”から解放される。米国のレンタカー代が高くなる? 余談になるが、今回のビッグスリーとUAWの交渉結果に、戦々恐々としているのがレンタカー業界である。米国のレンタカー会社は上述したようなビッグスリーの事情があって、過剰となった生産車種を格安で調達できた。ところが今後はそれが徐々に難しくなる。  米国のレンタカー代は他国に比べて安いと言われるが、それもビッグスリーの過剰な生産があったからこそ。今後は消費者もその恩恵にはあずかれなくなるかもしれない。 いずれにせよ、ビッグスリーにとって、今回の合意の意味は大きい。これまでのビッグスリーの最大の弱みは、売れないクルマを多額のインセンティブを付けて売ったり、レンタカー会社に流したりすることで、ブランドイメージを傷つけていたことにあった。  その結果、消費者はますますビッグスリーの車種を買わなくなり、それを補うために、さらに強引な販売手法に走るという悪循環に陥っていた。今回の協約改定は、そんな悪循環を断ち切るための第一歩と言える。もちろん、日本車との開発力の差がすぐに縮まるわけではない。ただ、これまでのように日本勢と戦う前から、コスト面で大きな不利を背負う状況ではなくなる。私は一部の車種では日本勢が相当、苦しむことになると見ている。その典型がピックアップトラックだろう。 この分野では、トヨタが今年2月に全面改良した「タンドラ」で販売攻勢に出ている。今のところ販売台数は好調に推移しているようだが、地域によっては3000~5000ドルの販売奨励金、あるいはオートローンを組む際の金利を当初の48カ月間はゼロに据え置くといった、高水準のインセンティブを出している。それだけトヨタも、この分野を手強いと判断している証しだろう。 いくら日本の製造業に技術力があると言っても、軍事関連設備や航空機分野で、日本が米国を容易に追い抜くことはできない。それは第2次世界大戦以降、戦争をしていない日本と、その後も世界各地で継続的に戦争をしてきた米国の差である。 少々荒っぽい例えになったが、要するに、商品力は実際に使われて初めて磨かれるということだ。ピックアップトラックは米国市場で育てられてきた商品であり、この分野でのビッグスリーの長年の経験は軽視できない。現にピックアップ市場において現在、最も勢いがあるのは、GMの新型プラットホームを使った新車だ。民主党政権下で円安は容認されない それに今後は、為替問題が日本の自動車メーカーを悩ませる可能性がある。来年、民主党が政権を取って、ホワイトハウスと議会の両方の主導権を握れば、現在の円安は容認されないだろう。民主党では、カール・レビン上院議員やジョン・ディンゲル下院議員など、ミシガン州選出の「対日強硬論者」が力を持っている。彼らが為替や雇用問題に火をつける可能性がある。 これまで日本の自動車メーカーが、米国市場で“我が世の春”を謳歌できたのは、円安とビッグスリーの医療費・年金負担に助けられていたことが大きい。今後はこうした優位性が薄らいでいく。ビッグスリーとUAWの協約改定後に想定される事態は何か。 それは日本勢がこれまでよりも厳しい競争にさらされ、収益を圧迫される姿かもしれない。

トヨタの信頼性の低下

米消費者団体誌、トヨタ車の信頼性低下を指摘http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071017-00000820-reu-bus_all10月17日13時10分配信 ロイター [デトロイト 16日 ロイター] 米消費者団体誌「コンシューマー・リポート」は16日、新車の信頼性調査でトヨタ自動車の2車種が「平均以下」と評価されたことを受け、同社の全新型車を推薦する慣行を停止することを明らかにした。 トヨタをはじめとする日系自動車メーカーの新車は近年、同調査で「最も信頼できる車種」の大部分を占めてきた。 今回の調査でトヨタは、ホンダと富士重工業のスバルに次いで3位となったものの、トヨタ製2車種の信頼性は「平均以下」と評価された。 同誌はこれまで、トヨタの新型車については同社の優れた実績を背景に推薦してきたが、今後は「信頼性のデータなしでは推薦しない」方針を示した。 毎年発表される同調査は、消費者への影響が大きいほか、大手自動車メーカーも品質面でのパフォーマンスを示すものとして利用している。 トヨタの広報担当者はロイターに対し「(平均以下と評価された)これらの車種について、顧客の不満を示す社内データはない」と述べ、同誌の調査結果を分析する意向を示した。-----------------------------------------------------------------------◎トヨタ車、信頼性わずかに低下?=米誌調査10/16/2007(c) 2007 時事通信社*【ニューヨーク16日時事】米有力消費者情報誌コンシューマー・リポーツが16日発表した、最も信頼性が高い新車39車種のうち、日本車が全体の約8割、31車種を占めた。一方で、同時に公表された最も信頼性の低い車に、前年ゼロだったトヨタ自動車から大型ピックアップトラック「タンドラ」の一部車種が選ばれた。同誌は声明で「数年間薄れることがなかったトヨタ車の信頼性がわずかに下がった」と指摘した。 信頼性が高い車をメーカー別に見ると、トヨタが17車種で前年に続きトップを維持。以下、ホンダ7車種、日産自動車3車種、富士重工業2車種と続き、マツダと三菱自動車も1車種ずつ選ばれた。米国車は、フォード・モーターの3車種とゼネラル・モーターズ1車種にとどまった。 一方、信頼性の低い車は44車種で、米国勢が20車種と半分近かった。日本車は日産が4車種、トヨタとマツダが各1車種だった。 この調査は、同誌の読者らが保有する130万台近くの2005-07年型車が対象で、その結果を基に08年型車の信頼性を予想した。

2007年10月10日水曜日

情報

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  / ̄\/ ̄\/ ̄\/ ̄\/ ̄\         Vol.147 2007/10/10 │ 一 │ 太 │ 郎 │ 通 │ 信 │  \_/\_/\_/\_/\_/                  http://www.ichitaro.com/?m=ict4701━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 一太郎Web会員のみなさま、こんにちは。 厳しかった残暑も一段落し、もう10月。時が経つのは早いですね。 (あなたの一太郎Webユーザー名はJS#zscです。)━[index]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                       ※本文は下をご覧ください ■一太郎Webニュース ┣【一太郎マル秘テク】「ウィンドウの分割」を元に戻す便利な方法 ┃ http://www.ichitaro.com/tech/?m=ict4702 ┃ ┣【文書フォーマットライブラリ】すぐ使える便利なテンプレートを公開 ┃ http://www.ichitaro.com/format/?m=ict4703 ┃ ┗【ダウンロード】一太郎2007 OpenDocument対応モジュールを公開   http://www.ichitaro.com/value/2007.html?m=ict4704 ■一太郎Webピックアップ ┗「一太郎2007&一太郎ガバメント2007講座」をご紹介   http://www.ichitaro.com/user/2007manabu/?m=ict4705 ■Just MyShop 今週のイチオシ ┗ 小学生のお子さまの家庭学習に!「ジャストスマイル3」新登場!   https://www.justmyshop.com/app/servlet/c7?m=ict4706━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┏┓┗■一太郎Webニュース ………………………………………………………………………………………… ◆【一太郎マル秘テク】「ウィンドウの分割」を元に戻す便利な方法 ………………………………………………………………………………………… http://www.ichitaro.com/tech/?m=ict4707 ●分割して表示した文書を簡単に戻すマル秘テク  「ウィンドウの分割」を簡単に元の状態に戻すことができます。  知っておくと、ちょっと便利なテクニックです。 ●ワークシートをわかりやすく整理するマル秘テク  一太郎のワークシートの名前やタブの色を自由に変えることができる  テクニックをご紹介します。 上記の2本を公開しました。 ………………………………………………………………………………………… ◆【文書フォーマットライブラリ】すぐ使える便利なテンプレートを公開 ………………………………………………………………………………………… http://www.ichitaro.com/format/?m=ict4708 文書フォーマットライブラリには、ダウンロードして、一太郎ですぐ使える テンプレートが満載です。 今回は、罫紙、方眼紙、アドレス帳、FAX用紙、システム手帳、月間予定表 をご用意しました。 ぜひダウンロードして、ご活用ください。 ………………………………………………………………………………………… ◆【ダウンロード】一太郎2007 OpenDocument対応モジュールを公開 ………………………………………………………………………………………… http://www.ichitaro.com/value/2007.html?m=ict4709 OpenDocument形式に対応することによって、一太郎で作成した文書ファイル からデータを抽出したり、追加・変更などの処理ができます。 本モジュールを導入することで、OpenDocument形式で変換できるデータ形式 をさらに増やすことができます。 ◆使い方は下記をご覧ください  http://www.justsystems.com/jp/justsuite/taro/opendoc/?m=ict4710━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┏┓┗■一太郎Webピックアップ ………………………………………………………………………………………… ◆「一太郎2007&一太郎ガバメント2007講座」をご紹介 ………………………………………………………………………………………… http://www.ichitaro.com/user/2007manabu/?m=ict4711 一太郎をはじめて使う方、基礎から学び直したい方のためのWeb講座です。 使い慣れてきた今だからこそ、復習するつもりで、ご確認ください。 もしかしたら、新たな発見が見つかるかもしれません。 講座内容は独立しており必要な項目だけ、好きな時間に動画で学習 いだたけますので、ぜひ、ご覧ください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□ Just MyShop 今週のイチオシ □■ ………………………………………………………………………………………… ◆小学生のお子さまの家庭学習に!「ジャストスマイル3」新登場! ………………………………………………………………………………………… 全国の小学校の約7割、17,000校で採用されている「ジャストスマイル」 シリーズの最新版が、お子さまやご家族からの熱いご要望にお応えして ご家庭向けパッケージになりました!<10月19日(金)発売> 小学生向けの「一太郎スマイル3」「ATOKスマイル3」のほか、作文の宿題 や自由研究、計算練習など家庭学習に役立つ機能を多数搭載しています! ┌────────────────────────────────── │◎小学生向け学習支援ソフト「ジャストスマイル3[家庭学習用]」 │ │ (希望小売価格 10,290円)────→ MyShop価格 9,240円[税込] └────────────────────────────────── ▼詳しくはこちら(予約キャンペーン実施中!→10月16日(火)午前10時まで)  https://www.justmyshop.com/app/servlet/c7?m=ict4712【編集後記】---------------------------------------------------------- 少しずつ寒さを感じるようになってきた今日この頃、とうとう我が家の夕食 に、鍋焼きうどんが登場しました。天ぷらとネギだけのシンプルな具材 でしたが、美味しくいただくことができました。(一太郎Webウェブマスター:サトウ)---------------------------------------------------------------------- ●一太郎通信の配信停止はこちら。 https://www.ichitaro.com/twentry/mod/TwebEmlSVInput ●ユーザー名・パスワード忘れ/メールアドレスの変更はこちら。 http://www.ichitaro.com/guide/change/ ●ご不明な点、ご質問などは下記のフォームをご利用ください。 https://www.ichitaro.com/contact/            発行:株式会社ジャストシステム 一太郎Web事務局

2007年10月8日月曜日

空気読む力

空気を読む力を数値で判定するテストに一喜一憂2007/10/8 13:29
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「空気読み力テスト」が話題となっている。これは、最近「空気嫁」や「KY」などのことばが様々な場所で取り沙汰されることを受け開発されたテスト。どれぐらい空気を読むスキルがあるか、もしくは「空気読めない」かを知ることができるのだ。対象年齢は15歳以上。「話しながら相手の顔色を見て内容やyes/noを切り変えることは得意だ」や「場が気まずい雰囲気になった時にすぐに別の話題を投げることで雰囲気を変えることができる」など、計24の設問に答えることで、判定をしてくれる。 判定ページに移ると「空気読み力」を構成する5つの要素−−「空気支配力」「人間洞察力」「文脈把握力」「会話柔軟力」「TPO力」をレーダーチャートで教えてくれる。そして、総合店である「空気読み力」を「69(Aクラス/一般人)」「34(Bクラス/軽度KY(空気読めない))などを明らかにしてくれる。 このテスト結果をブログで報告する人たちは「軽度ということはまぁまぁ空気読めてるってことでしょうか」「軽度でよかった(ノ´▽`)ノ」「予想通り でも、ときどきみんなの輪に入っていけなくなるときがあります(ノ_<。)うっうっうっ」など、様々な感想を述べている。 6ポイントで(Cクラス/重度KY(空気読めない))と診断されて「まぁ、いいんです。そういう脳味噌持ってる人間なんで、それに合った生き方をすれば」と自覚をしつつも、ムリをしないことを宣言する人もいる。※画像はサイトのスクリーンショットです■関連リンク・空気読み力テスト■関連記事・「あなたは家族にこう思われている占い」が話題

2007年10月4日木曜日

期間工の組織化

あなたの選択キーワード:労働 トヨタ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛トヨタ労組加入、期間工約4千人を対象 来春以降
[朝日新] http://news.fresheye.com/mart/?aid=r-asahi-ITE-2b
トヨタ、期間従業員を組合員化 来春勤続1年以上の4000人
[中日新聞] http://news.fresheye.com/mart/?aid=r-chunic-ITE-2P
期間従業員を組合員化へ トヨタ労組、まず4千人
[共同通信] http://news.fresheye.com/mart/?aid=r-kyodfe-ITE-1I
トヨタ労組、9000人の期間従業員受け入れ[読売新聞]
http://news.fresheye.com/mart/?aid=r-43uriy-ITE-1A トヨタ労組加入、期間工約4千人を対象 来春以降
[朝日新聞] http://news.fresheye.com/mart/?aid=r-asahi-ITE-2a

▼“労働 トヨタ ”で、その他の情報もチェック >>http://news.fresheye.com/search/?ord=t&svc=RTF01&emo=news&kw=%cf%ab%c6%af%a1%a1%a5%c8%a5%e8%a5%bf%a1%a1▼“労働 トヨタ ”で、ブログの情報もチェック >>http://news.fresheye.com/search/?ord=t&svc=RTF01&emo=blog&kw=%cf%ab%c6%af%a1%a1%a5%c8%a5%e8%a5%bf%a1%a1