2007年8月29日水曜日

麻生語録

麻生太郎新自民党幹事長の語録です。

“創氏改名 朝鮮人の要求”
“高齢者 迷惑するくらい元気”
 新しく自民党幹事長になった麻生太郎氏は、数々の暴言を繰り返し、国内外から厳しく批判されてきました。主な暴言をみてみました。
改憲・軍拡
 「自衛隊(の存在)はみんなが認めている。日本は戦力を保持しないといっても、外国は理解できない。憲法九条二項を『陸海空自衛隊、これを置く』と置き換えればいい。憲法『改正』でなく『修正』が第一歩だ」(01年4月14日、時事通信社などとのインタビュー)
 集団的自衛権をめぐる政府見解について「権利はあるが使ってはいけない、というのは無理がある。世界中で認められていない国はない」。(01年11月4日、学習院大学で講演)
 「周辺事態」で海上自衛隊艦艇が支援中の米艦へ攻撃があった際、「日本が逃げるというのは、同盟関係でいかがなものか」と述べ、応戦も認められるべきだと見解。(06年10月27日の衆院外務委員会)
 「核武装」をめぐる議論について「いろんなものを検討したうえで持たないというのも一つの選択肢だ」と核武装の議論を否定せず。(06年10月17日の衆院安全保障委員会)
 日本の核武装に関する質問に対し「安さだけでいったら、核(武装)の方がはるかに安い」「ミサイル防衛(MD)の技術はこの十年で恐ろしく進歩した。日本が専守防衛をやるなら、MDを徹底してやった方がいい」。(03年5月31日、東京大学で講演)
 北朝鮮のミサイル発射について、朝鮮労働党の金正日総書記に「感謝しないといけないかもしれない」。(06年7月8日、広島市内の講演)
靖国・歴史観
 「遊就館には何度か行ったことがあるが、戦争を美化するという感じではなく、その当時をありのままに伝えているというだけの話だ」(05年11月21日に出演した米通信社ブルームバーグ・テレビの番組でインタビュー)
 「(靖国神社に)祭られている英霊は、天皇陛下万歳といった。天皇陛下の参拝が一番だ」(06年1月28日)
 小泉純一郎首相の靖国参拝について「祖国のために尊い命を投げ出した人たちを奉り、感謝と敬意をささげるのは当然。首相としても簡単に譲るわけにはいかないと思う」と支持。(05年11月13日、鳥取県湯梨浜町で講演) 
 「『大変だ、大変だ』と言って靖国の話をするのは基本的に中国と韓国、世界百九十一カ国で二カ国だけだ」(05年11月26日、金沢市内の講演)
 「創氏改名は、朝鮮人の人たちが『名字をくれ』と言ったのが始まり」と事実をねじ曲げる。(03年5月31日、東京大学で講演)
消費税増税
 「一連の構造改革を支えていくために税構造を抜本的に変えるなど、直間比率の見直しなどを含めた税制改正を行う」と発言。党税制調査会での議論に、消費税増税も検討課題にすることを示す。(02年1月19日、自民党大会)
 「基本的には、直間比率を見直さないといけない。(消費税の比率を増やす)広く薄く、が正しい」(03年1月7日、自民党本部で会見)
偏見・暴言
 「高齢者の85%は周りが迷惑するくらい元気だ」(06年9月14日、自民総裁選街頭演説会)
 「六十五歳以上で寝たきり老人や、要介護老人はたった13%。87%は、周りが迷惑するくらい元気が良い。しかも(お金を)持っとる」(07年1月19日、愛知県春日井市で講演)
 「消えた年金」五千万件の突き合わせで年金受給者は「もっともらえるかもしれない。こらぁ欲の話だろうが。それが、何も、いまあせって電話することない」。(07年7月12日、兵庫県姫路市で街頭演説)
 「七万八千円と一万六千円はどっちが高いか。アルツハイマーの人でも分かる」などと日本のコメが中国で日本国内よりも高値で流通していることを例に、農産物の輸出を奨励。(07年7月19日、富山県高岡市で講演)
 「独断と偏見だが、金持ちのユダヤ人が住みたくなる国が一番いい国じゃないか」「ユダヤ人と挙げて気に入らなければ、アルメニア人でも華僑でもいい。少なくとも日本人の中では(反発は)考えられないと思う」 (01年4月19日、東京都内の日本外国特派員協会で講演)