2007年2月19日月曜日

2つの死

もとより人間の生命は尊いもので、どのような人の死も悲しむ対象であろう。それは被害者意識に駆り立てられる人も含めてである。
 
 先週、痛ましい2つの死をめぐる報道があった。その1つは踏切飛び込みを阻止するために電車にはねられたお巡りさんの死である。これは痛ましい事件だが、こういうことにも政治的な活用をしようとする人がいることを知った。

 もう一方は、東京の下町の豆腐屋の親子の自殺である。「先行きが不安」との遺書があったとか。こちらの方は、大きな社会問題にもかかわらずあまり報道機関はその真相を語ってくれません。実は、東京下町、荒川のシャッター通りもまた数々のドラマがあるのだということを知らなくてはなりません。

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