2016年3月14日月曜日

ベーシックインカム

色平哲朗さんのメールからです。自己責任論がのさばる日本ではベーシックインカム自体が
生活保障の土俵に乗りません。でも世界を見ると

スイスのベーシックインカム導入を問う国民投票
・スイスにて成人国民に月額2500スイスフラン(約30万円)、未成年者には月額625スイ
スフラン(約7万5000円)のベーシックインカムを給付するかどうかを決める国民投票が2
016年6月に行われる予定。制度に必要な費用の大半が税金によってまかなわれる。制度
導入に伴って既存の社会保障制度の一部を打ち切りベーシックインカムに一本化する。
国民投票が可決されると、スイスでは就労の有無にかかわらず月額30万円が支給される
ことになる。

ベーシックインカム導入実験
・オランダのユトレヒトで2016年1月から試験的に導入する。
・フィンランドの2015年総選挙でベーシックインカムを公約とする中央党が第一党にな
り、中央党、フィン人党、国民連合党による保守・中道右派連立政権が誕生しベーシッ
クインカム導入実験の実施に向けた準備が進んでいる。実験内容はまだ確定していない
が、都市、農村、さまざまな経済状況を反映した複数の候補地を選び、大規模な実験を
行う可能性が高く、2017年に実施し、期間は1~3年程度、給付額は月額800ユーロ(日
本円で約10万6400円)との情報がある。

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